3月25日
PR: 合法といって売られる薬物の怖さをご存じ?-政府広報
マイブレンドの土を作る
●主体の土
・黒土
畑土などにみられる、黒い土です。粒子が細かく、多用すると水はけが悪くなるのでコンテナには不向きとされています。・赤玉土
関東ローム層の赤土をふるい粒子を揃えたもので、水はけ・保水性が良いのが特徴です。
小粒・中粒・大粒と選別されて袋詰めになっています。ブレンド用には中~小粒を使います。
●土壌改良用土・ピートモス
ミズゴケ・シダなどが堆積し泥炭化したもので、軽くて保水性・通気性が良いのが特徴です。
酸性が強いので、『酸度調整済み』と表記されているものを。
・腐葉土
広葉樹の落ち葉を腐熟させたもので、水はけ・通気性・保水性に優れています。腐葉土自体には肥料分はあまりありませんが、土中の微生物を増やして土を活性化する働きがあります。
使用の際は、カビが生えていたり嫌な匂いのするものは避け、完熟したものを選ぶようにします。・堆肥
藁・落葉・野菜くずなどを腐熟させたもので土中の微生物を増やし、水はけや通気性を良くする働きがあります。腐葉土よりは肥料分が含まれています。
また、腐葉土と同じく完熟したものを選びましょう。
●土壌調整用土・バーミキュライト
蛭石を高熱処理して膨張させた人工用土で、軽いのが特徴です。
水はけ・通気性・保肥力に優れています。・パーライト
真珠岩を高熱処理して膨張させた、白い粒状の軽い人工用土です。
配合することで、水はけ・通気性がよくなります。
その他、鹿沼土、川砂、軽石、草木灰などがあります。
【レビュー特典あり】【送料注意】鮮やかな緑をつくる、バロネス 芝生の目土・床土 10kg入り(16Lサイズ)×3個セット【共栄社】
3月26日
PR: パナソニックの新生活応援商品を55名様にプレゼント!
マイブレンドの土を作る2
ブレンド土のベース
赤玉土7~6:腐葉土3~4の比率で合わせた土をベース(基本土)とします。これに元肥などを加えるだけで、ほとんどの植物に対応できます。
このベースに改良用土、調整用土を加えて市販されている培養土のようなマイブレンドを作ってみましょう。
ブレンド例は出来上がりを10として単品を組み合わせる方法と、あらかじめベースを作っておいて、それに単品をプラスする方法で紹介しています。
専用の土入れスコップかカップを用意して1すくいor1カップで計量するとブレンドしやすいでしょう。
●コンテナ用の土をブレンドする
一般的な草花栽培用のコンテナ用土を作ります。
ブレンド例…
黒土:赤玉土:腐葉土:バーミキュライト=1:5:3:1
さらに、元肥としてマグァンプKをプラス…
またはベース:バーミキュライト=9:1+元肥
黒土を赤玉土に変える、水を遣っていて、どうも渇きが早いと感じる方はピートモスを加える、反対に湿りがちだと感じる方は川砂を加えたり黒土・腐葉土を減らすなどして、少しずつマイブレンドにしていきます。
●ハンギング用の土をブレンドする
ハンギングの場合、まず軽さが要求されます。
そこでベースの赤玉土7~6:腐葉土3~4の赤玉土をバーミキュライトやパーライトといった軽量のものに置き換えていき、さらに保水性も考え、腐葉土だけでなくピートモスを加えます。
ブレンド例…
赤玉土:腐葉土:ピートモス:バーミキュライト:パーライト=2:2:2:2:2+元肥のマグァンプK…
またはベース:ピートモス:バーミキュライト:パーライト=4:2:2:2+元肥
●ハーブ用の土をブレンドする
乾燥気味の土を好むものが多いので、ブレンドも水はけの良いものにします。
ブレンド例…
赤玉土:腐葉土:パーライト=6:3:1
またはベース:パーライト=9:1
さらに乾燥を好む性質のものには、川砂をブレンドします。
ミント類は、通常のコンテナ用土で良いでしょう。
●野菜用の土をブレンドする
肥沃で、保水・保肥性に優れ、空気をたっぷり含んだフカフカの土にします。
黒土:赤玉土:堆肥:腐葉土=2:3:3:2
またはベース:黒土:堆肥=5:2:3
コンテナで野菜を栽培する場合は、黒土の量が多いと目詰まりを起こしやすくするので、赤玉を多めに調整します。
【レビュー特典あり】【送料注意】鮮やかな緑をつくる、バロネス 芝生の目土・床土 10kg入り(16Lサイズ)×3個セット【共栄社】
3月27日
PR: 合法といって売られる薬物の怖さをご存じ?-政府広報
マイブレンドの土を作る3
土の保管の暫定的アイディア
ガーデニングに必需のものとはいえ、ビニール製の土の大袋が庭先にゴロゴロ転がっているのは、あまりいただけない光景です。
せめて麻袋ならいくらかサマになるものを…と思うのですが、いたしかたありませんよね。
皆さんのお宅では、この大袋をどのようにしていますか?
使うまではバックヤードに積んでおく?
物置小屋に収納しておく?
なるほど、では使いかけのものはどうでしょう。
袋を開けたときに全て使い切ってしまえれば良いのですが、大抵が袋の半分も土が残って、次回まで保管することになってしまうのではないでしょうか。
実はこれがやっかいな代物で、軒先に置いておくと見た目は良くないし、袋の口をちゃんと締めておかないと雨水が入ってしまったり、作業の際に蹴って中身をこぼしたりしかねません。
特にマイブレンドの場合、用途別の土を買わなくても良い代わりに、基本土の袋を常備しておかなくてはなりません。
土も保管できる小屋があれば良いのですが、そうもいかない場合が多いことでしょう。
そこで私は、暫定的打開策として漬物樽を使っています。
市販の大袋の土が一袋入るくらい(おおよそ20リットル)の漬物樽を数個用意して、赤玉・腐葉土・バーミキュライト…と分けて入れてあります。
ブレンドの際は、そこから土すくい用のスコップで赤玉2、腐葉土1…と容器に移していくのです。
※下段は腐葉土と赤玉、上段はバーミキュライト、パーライトなどを保管
また、あらかじめベースの土をブレンドしておいてポリペールに保管しておくのも良いかもしれません。
【レビュー特典あり】【送料注意】鮮やかな緑をつくる、バロネス 芝生の目土・床土 10kg入り(16Lサイズ)×3個セット【共栄社】
3月28日
PR: セールスパートナーとのコラボレーションサービス
冬に行う土作り
今回は冬の寒さを利用した、土の改良方法をご紹介します。寒い中での作業ですから、手早く済ませたいですね。
まず、道具を準備しましょう。庭の土だけ改良するのならスコップとシャベルくらいでいいのですが、コンテナなどの土を改良するには、以下の物を準備しましょう。シャベル・園芸用シート(新聞紙などでもOK)・フルイ・不織布・園芸用トレイ(ザル状の物でOK)・水(or熱湯)です。(道具はキチンと洗ってあるものを使いましょうね。病原菌や害虫の卵が潜んでいるかも知れませんから。)
では手始めに、冬の間何も植わっていない花壇の土を改良してみましょう。花壇の土を荒く掘り返して、寒さにあてる『天地返し』を行います。これは、下層部の土を地上面に掘り返し、寒さに当てることによって病害虫の駆除をするためです。この作業は冬の間、月一回程度、つまり冬季に2~3回行うことになります。作業自体はこれだけです。簡単ですよね?
2月下旬頃、最後の作業の際に苦土石灰と堆肥を土に混ぜ込みます。これで春先の花苗の植付けの準備ができたわけです。尚、積雪地などでは雪の積もる前の11月下旬と、雪が解ける3月頃に行うと良いでしょう。
鉢植えやコンテナで一年間植物を楽しんだ後の土は、もう少し手間がかかります。まず、コンテナの中の土を園芸用シートの上にすべて空けて、鉢底土、古根、茎や枯葉を取り除きます。次に残った土をフルイにかけて、更に古根やゴロ土を取り除きます。こうして選り分けた土は、園芸用トレイに不織布を敷いた上にあけ、水をたっぷりかけます。後はこの土を充分寒さにあてます。水よりも熱湯を使うと、病害虫の殺菌効果があがります。花壇の土同様、月に一回程度上下を入れ替えると、更に効果的です。春の植付けの際は、この土に赤玉土、腐葉土、ピートモスなどを加えて、再利用できるようになります。
いかがですか?作業そのものは難しくないですよね。勝敗の決め手は、手間を掛けてあげられるかどうかにかかっています。冬の間にしっかり土作りをすることが、春から美しい花を咲かせる最大のコツですね。
ノベルティーに!グラビア花の種 春蒔き種 1個17円 1セット100個 まとめ割 【30円未満】
100円ショップで始める、種まきガーデニング
00円ショップへレッツゴー!

百均で揃えた、種まきガーデニングの材料
今回は100円ショップで必要なものを揃えて、植物栽培のビギナー向けに種まきから始めるガーデニングをサポートします。さあ、いざ100円ショップへ!
準備するもの

種まき用ポットと圧縮用土は便利!
購入したのは、
- 挿し芽・種まき用土
- 土に還る種まき用ポット
- 水で膨らむ圧縮用土
- 花の種(2袋で100円)
- 花を育てる3点セット

ヒマワリとニチニチソウの種
この他、定植用の鉢も素焼き、陶器、プラスチック製といろいろありますので、好みのものを選びましょう。
さあ、それでは種をまいてみましょう >>
ノベルティーに!グラビア花の種 春蒔き種 1個17円 1セット100個 まとめ割 【30円未満】
パチスロ スナイパイ72
PR: 先着1万名に3000円分のポイントをプレゼント!!
100円ショップで始める、種まきガーデニング2
■水で膨らむ圧縮用土の場合
まずは水を張れるトレイなどに乗せ、じっくり水を吸わせましょう。画像ではスプラウト栽培用のプラスチック容器を使用していますが、百均グッズでは水切りザルのついたお豆腐用の保存容器がピッタリだと思います。
さて、用土がタップリと水を含んだら中央に空いている穴に、ヒマワリの種を一粒入れ、穴の周囲を軽く崩して種に覆土します。覆土は種まき用土を使用しても構いません。後は、発芽まで用土を乾かさないように管理します。発芽して本葉が展開したら、このまま定植するだけなので、とても簡単です。
■土に還る種まき用ポットの場合
小さな鉢が連結された形の種まき用ポットは、中に種まき用土を入れて使います。種まき用土は、ピートモス、ヤシ繊維、バーミキュライトで作られているため、非常に軽い土になっています。

種まき用土を湿らせてから、ポットに入れよう
これを防ぐために、用土はあらかじめ湿らせておきましょう。ビニール袋などに用土と水を入れて、揉み込むようにすると手も道具も汚さずに簡単にできますよ。小さい移植ベラやスプーンなどで、湿らせた土をポットに入れて種をまきましょう。
ここでは、ニチニチソウの種をポット一つに2~3粒ずつまきました。ニチニチソウは嫌光性なので、覆土を忘れないように。その後、霧吹きで優しく水やりをします。

ヒマワリは4~5日で発芽した
発芽後は、用土が乾いてきたら水やりをするようにして、順次間引きしながら管理します。本葉が3~5枚くらいになったら、ポットを一つずつ切り離して定植しましょう。種まきのポイントについては、「ガーデニングの種まきと植え付け」でも解説していますので、ご参照ください。
100円ショップで始めた種まきガーデニング、種と育苗ポット、土にまだ余裕があるので、発芽から育苗まで順調に生育すればヒマワリ4株とニチニチソウ6~12株の苗が、400円でできます(定植用を含まず)。一株あたりに換算すると25~40円と、リーズナブル! この機会に、ぜひチャレンジしてみてください!
ノベルティーに!グラビア花の種 春蒔き種 1個17円 1セット100個 まとめ割 【30円未満】
3月31日
遮光ネット、寒冷紗を使いこなそう
遮光ネットと寒冷紗

夏の日差しを和らげる園芸資材は?
でもラベルに書かれた商品説明を見ると、どれもその用途に遮光や遮温、防霜、防風など、同じようなことが書かれています。これらの資材、いったい何が違うのでしょう?
今回はこの辺にも注目ながら、夏の強い日差しを和らげてくれる被覆資材、遮光ネットと寒冷紗について解説します。
遮光ネットとは

一般的なラッセル織りの黒い遮光ネット
ネットの編み方はメーカー独自のものを採用している製品もありますが、一般的なものでは遮光率の高い「平織り」、網目のズレや切り口のほつれがない「ラッセル織り」、前者二つの長所を兼ね備えた「絡み織り」といった種類があります。
織り方の違いだけでなく、高い遮光率でも明るさは保つものや遮熱性を強化したものなど、様々な改良が施された製品も出てきています。これらの改良品は、普及品に比べると少し割高になります。
また遮光ネットは、近年の酷暑・猛暑により、園芸資材としてだけでなく窓辺の日除けとしても注目されています。
寒冷紗とは

一般的な白の寒冷紗
近年はビニロンやナイロンなど化学繊維を用いたものも多くなりましたが、夏は強光・高温・乾燥を防ぐのに、冬は防霜・防寒に、また防虫・防風など、古くから多目的に利用されてきた被覆資材になります。
園芸用としては白色と黒色が一般的で、黒色のものには遮熱効果もあります。また遮光率は、目の詰まり具合でも変わりますが、白よりも黒が高くなっているものが多いです。
寒冷紗 〈白〉 - 180cm 1m単位カット品
4月1日
遮光ネット、寒冷紗を使いこなそう2
草花を日差しから守る
夏の強光から植物を守るには、一般的で安価な黒の遮光ネットを用います。ただし、あまり遮光率の高いものを使用すると、植物の生育に必要な光まで失われてしまいます。環境にもよりますが、草花では遮光率40~60パーセントくらいのものでよいでしょう。観葉植物も種類や環境により異なりますが、戸外で管理する場合は遮光60~80パーセントくらいのものを使います。
下の画像は、戸外に置いたゼラニウムの鉢に、遮光率60パーセントの遮光ネットをかけた場合の比較です。かなり日差しが和らいだのが、おわかりいただけると思います。
菜園の作物を守る

ラメ糸が織り込まれた防虫ネット
防虫には、トンネル支柱などを使って寒冷紗を掛ける方法もありますが、トンネル内部に熱がこもってしまうので注意が必要です。夏場は通気性の高い「防虫ネット」がよいでしょう。虫が嫌うというキラキラ光る糸を織り込んだものや、遮光性のある製品もあります。
冬の霜よけ、防寒などには、遮光率の低い白の寒冷紗を使います。保温資材としては、不織布も適しています。
窓辺の日差しを遮る

こちらでは、すだれと緑のカーテンのWで遮光
ただし、遮光率が高くなるとその分部屋の中は暗くなってしまうという点は、頭に入れておきましょう。その辺りを克服した商品も出回っていますが、先に述べたように割高になってしまうので予算との兼ね合いに応じて選びます。
設置のポイントとしては、対象物(この場合は窓など)から少し離して掛けることです。ピッタリくっつけてしまうと通風も遮られますし、ネットに当たった熱が伝わってしまいます。
設置しやすいようにハトメのついたものを軒から下げたり、グリーンカーテン用の支柱資材も利用できます。園芸用遮光ネットは軽いので、風で煽られたり飛ばされたりしないように、しっかり固定しましょう。
補足・不織布について
不織布とは、繊維を織らずに絡み合わせ、熱や化学処理でシート状にしたものです。日用品としては、マスクや様々なフィルター製品などに使われています。園芸用としては、菜園のベタ掛けシートなど防寒、防霜の目的で使われます。寒冷紗より保温性は高いですが、耐久性は劣ります。また、遮光性は弱く、製品には遮光率ではなく、透過率(どれだけ光を通すか)で書かれていることが多いです。
まとめ

遮光率は植物の種類や環境に合わせて
かつて寒冷紗が担ってきた役割が、時を経て遮光ネットや不織布、さらに機能性を持たせた新しい被覆資材へと徐々に移行しているようです。
さて、最後に遮光についてですが、自分の庭やベランダ、菜園などでどの程度の遮光率のものが適しているかは、各々の環境が異なるため実践して探っていくしかありません。資材を扱い慣れている農家さんでさえも、せっかくネットを張ったのに遮光率が高すぎたとか、予想より遮光率が低すぎたので二重掛けにした……など試行錯誤をしているのです。
寒冷紗 〈白〉 - 180cm 1m単位カット品