まだまだ暑い日が続きますが、美容業界ではコスメ好きが心待ちにしている「クリスマスコフレ」の情報が徐々に出始めています。
既存の商品にいろいろなおまけが付いたキットや、そのときにしか手に入らない商品が発売されたりと、クリスマスコフレで賑わうシーズンは、言うなれば“美容業界のお祭り”! いつからともなく始まったこのお祭り。さて、今年はどんなコフレが登場するのでしょうか?
まず、Woman Insight編集部がチェックしたのは、毎年、様々な著名人らとコラボレートしたコフレを発売する『シュウ ウエムラ』。なんと今年の冬、“世界一有名なセレブリティ キャット”とコラボするんです。
その名は、「シュペット・ラガーフェルド」……そう、ファッション界の巨匠、カール・ラガーフェルドが溺愛してやまないニャンコなんです♪
実は、シュウ ウエムラとカール・ラガーフェルドは、2012年に『mon shu girl(モン シュウ ガール)』というクリスマスコフレを発売しているので、“ファミリー”としては今回が2度目のコラボ。そこで、シュウ ウエムラ 広報宣伝マネージャーの牧野香苗さんに、今回のコラボについてお話をうかがってきました!
↑シュウ ウエムラ 広報宣伝マネージャー/牧野香苗さん。取材当日、なんとカールのTシャツでご登場! PRの鏡です。
↑2012年の『mon shu girl(モン シュウ ガール)』シリーズでは、カール・ラガーフェルドが描いた“日本の女の子”がデザインされていました。
↑著名人との本格的なXmasコラボは、2008年に蜷川実花さんとコラボレートしたこちらのコフレから。
↑2013年は、村上隆さんとコラボし、『6♡PRINCESS』シリーズを発売。
「シュウ ウエムラとカール・ラガーフェルドの出会いは、オープン間もない(1985年頃)サンジェルマンのシュウ ウエムラのブティックに、近所に住むカール・ラガーフェルドが立ち寄り、アイシャドウの豊富なカラーバリエーションに感激したのがきっかけです。それ以来カールはスケッチをする際に“シュウ ウエムラのアイシャドウ”を使うようになり、そこから、シュウ ウエムラとの交流も始まりました」(牧野香苗さん)
さて、今回の主役の彼女……シュペットですが、2011年のクリスマスにカール・ラガーフェルドの家に預けられ、そのまま元の飼い主の家に帰ることなくカール・ラガーフェルドの家の娘になったそう。
「2人の日記係のメイドがついていて、シュペットのSNS(FacebookとTwitter)は海外で大人気なんですよ。彼女は床では絶対に食事をせず、カールと一緒に食卓を囲んでいるそうです。しかも食器はゴヤール!」と、牧野さん。なんというセレブ猫様でしょう。9月には彼女をフィーチャーした本も出版される予定だとか。
シュペットは、ミャンマー原産の「バーマン」という品種の猫。カール自身が撮影したメインビジュアルには、もちろんシュペットも登場。シュペットの正しいスペルは“Choupette”ですが、シュウ ウエムラとコラボするにあたり、“Shupette”というスペルに。名前までコラボ仕様にするなんて、シャレが利いてますよね。
メインビジュアルのメイクアップを手掛けたのは、シュウ ウエムラ インターナショナル アーティスティック ディレクター 打出角康さん。シュペットの青い目とふさふさの毛をイメージしたアイラッシュ……どんなビジュアルに仕上がっているのが期待が膨らみます! ちなみに撮影では、シュペットがスタジオを飛び出しそうになるアクシデントもあったそう。