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Channel: 気ままな気まぐれな日記!
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日本が誇る名車、トヨタ2000GTとは?

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「トヨタ2000GTが倒木により大破」。去る8日、富山県の国道156号沿いを走行中のトヨタ2000GTに大木が倒れて激突するという事故があり、ネット上でも【悲報】として話題となっていた。運転していた方がかるい怪我で済んだらしいのは不幸中の幸いだったが、2000GTは見るも無残な姿に……。クルマ好きの間では知らぬ者がいない2000GTだが、一体どんなクルマなのか。


■名車・2000GTとは?
1967年に登場した2000GTは、トヨタのイメージリーダーとして設計・開発され、ヤマハ発動機の技術供与を受けながらこの世に生みだされた2ドアクーペ・スポーツカー。見る者の目を奪う流麗なスタイリングや、当時の最先端をゆくテクロノジーが与えられていた。

発売当初の価格は238万円で、クラウンが2台買えるほどの超高額車だったという。一方で収益的には厳しく、1967年~70年の3年あまりで生産終了。オリジナルの生産がわずか337台だったこともその後の希少価値を高め、「日本の名車」といえば必ず名前が上がる一台に数えられる。また、開発過程におけるヤマハ発動機との謎めいた関係性も相まって、今では“伝説”とも“幻”とも言われる存在だ。

当然ながらオークション市場でも常に高値で取引され、昨年5月の米オークションでは日本車の過去最高額となる約1億2000万円で落札されている。ちなみに実車は、愛知県の「トヨタ博物館」やお台場の「メガウェブ」などで見ることができる。


■将来のトヨタスポーツを表現したFT-1
トヨタは今年1月のデトロイトショーで、2000GTにインスピレーションを受けたというスポーツカーのコンセプト「FT-1」を世界初披露した(※写真4枚目以降)。

スープラ後継とも噂されるFT-1は、カリフォルニアのデザイン拠点であるキャルティ(Calty)が手掛けた一台。曲線美を強調したスタイリングは、まさに2000GTを彷彿させるものになっている。駆動方式にはFRを採用。コックピットを大胆に配置し、重量配分を最適化したという。



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